koorogi_ahmdoのブログ

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Dave Stewart

お題「わたしのアイドル」

 

Dave Stewartというと、ヒゲの人だと思うでしょうが、違いますったら。

イギリス人で背が高く眼鏡をかけた、キーボーディストのDaveです。Hatfield やNational HealthをやっていたほうのDaveです。彼のいたバンドや曲やレコードについては、私なんぞの出る幕ではないので省略します。詳しい方がたくさん書かれているので、是非そちらを読んでいただきたい。それに、今やYouTubeにも何でも載っているから、併せて見てください。超カッコいいですよ!

 

高校生の頃、お金も情報もなくてレコード屋をブラブラしていました。ロック難民です。あー、カンサスやBOC以外の曲が聴きて〜。

心斎橋のミヤコで、ステキなジャケットの輸入盤を見つけました。Hatfield and the northです。イギリスと思われる家と沼地、空には悪魔たちが。f:id:koorogi_ahmdo:20190904223112j:image

ワクワクしながら帰宅し、レコードをかけてみると、なぬ?カントリー⁈おっさんがのんきに歌っているではありませんか。

 

ジャケットと中身が違っていたのです。昔はそんなことがわりとありました。中身を確認すべきでした。ライブ盤も、聞こえないものなんてしょっちゅうでした。それでも買うんだなぁ。

 

で、雪辱を果たすべく、LPコーナーまで行って、買いました。同じく輸入盤ですけど。2,500円もしたのを覚えています。

本物は、ウン、なかなかいいぞ。歌が気持ちいいかな〜くらいの感想だった。気に入ったので、もう一つ、Rotter’s Clubも購入。やはりだらだらと聴き続け。ある日座敷でうとうと聴いていたら、雷に打たれたようにバッチリ目が覚めたのです。

mumps です。

長い曲の最後に、Daveのキーボードが鳴り響き、胸が締め付けられました。泣きそうになりました。今でも思い出せます。

多分ファンの方は皆同じ体験をされているのではないでしょうか。

 

その後彼は、これまた素敵なBarbara Gaskinと組んで活動しました。それも胸が痛くなるような曲が多いので、大人の方にはオススメです。

 

2019年11月、DaveとBarbaraが来日します。もちろん行きますよ!私世代でファンが絶えてしまうのは悲しいので、若い人も聞いてくれるといいなあと思って書きました。

https://youtu.be/-l6Cql3UWAw